排気ガスが飛び交う都会の街中で、あまり「自然」に触れ合う機会が少なくってきてはいないでしょうか?緑の少ない環境で生活をしていても、庭で草花を作って楽しむ場所も少なくなってきたし、忙しくて育てる余裕など無いという人もたくさんいらっしゃると思うのです。しかしs、草花を育てる庭がなくても、場所にゆとりのない空間であっても、手軽に室内に飾って楽しめる観葉植物なんてどうでしょう?花のように鮮やかさはありませんが、落ち着いた美しさで飽きのこない観葉植物。観葉植物はオシャレな家具や雑貨との相性も抜群で、インテリアとしても最適な植物です。森林浴の効果も注目されていて、部屋にひとつ置いてあるだけでも落ち着くものです。お部屋のオアシスとして、心癒してくれる観葉植物を今日から育ててみてはいかがでしょうか。ちなみに管理人は先日、通販サイトでミニ盆栽を購入し、育て始めました。
観葉植物とは、簡単に言ってしまえば葉の色・形態・大きさ・模様などを観て楽しむための植物です。室内でインテリアとして楽しむなど用途はいろいろありますが、日陰や窓越しの日光で育てることが条件のひとつと言えます。観葉植物の多くは熱帯・亜熱帯原産です。熱帯とは赤道周辺で四季の区別がほとんどなく、平均気温が20℃以上の地域のことをいいます。熱帯といっても熱帯雨林、熱帯モンスーン、サバンナと気候で区別することができて、観葉植物の多くは東南アジア、熱帯アメリカに分布しています。しかし、最近は熱帯の植物だけではなくさまざまな地域の植物が、観葉植物とされてきています。観葉植物は生き物なので、ちゃんと世話をして愛情を注ぐといっそう愛着が出てくる植物なので、大切に育てましょう。
室内で楽しめる植物といえば、皆さん一番に「花」を思い浮かべると思います。観葉植物は、花のように鮮やかではありません。観て楽しむには「物足りない」と思う人もいらっしゃるかもしれません。やはり、美しさで言うなら観葉植物よりも花の方が有利ですが、花は短命であったり、年中楽しもうとすると手間隙がかかったり、費用面でもかなりの額になってしまうなどリスクもあります。
逆に観葉植物は、さまざまな葉型や葉柄、エキゾチックな色彩や光沢感など花にはない美しさがあり、また、そういった観葉植物は、光に恵まれないジャングルの中で多くの植物と競り合って生き抜いてきた植物だけに、丈夫で年中楽しめるメリットがあります。忙しくて手間隙かける時間がない人や、お部屋のインテリアとして活用できる観葉植物が魅力のひとつだと言えるのです。
最終更新日:2021/3/18